桂ざこばさんの酒絡みの逸話披露 池乃めだかとなるみがお別れ会で爆笑スピーチ 親族も笑顔にスポーツ報知 ぜんそくのため6月に亡くなった上方の人気落語家・桂ざこばさん(享年76)のお別れ会が21日、桂ざ大阪・梅田のサンケイホールブリーゼで開かれた。こばさんだかとなるみがおスピーチ一般弔問と、の酒芸人仲間・関係者との2部制で、絡み露池計1000人が故人との別れを惜しんだ。の逸顔に代表スピーチでは 、話披会でネルギガンテ かわいい駆け出し時代に「戦友」だった吉本新喜劇の池乃めだか(81)が爆笑エピソードを披露。乃めタレントで遺族代表の次女・関口まい(41)も笑うなど
、別れ爆笑豪快だったざこばさんらしい追悼会となった
。親族 突然の別れから2か月あまり
。も笑独演会や米朝一門会でなじんだ会場には、桂ざ一般の部に約400人
、こばさんだかとなるみがおスピーチ関係者の部に約600人が駆け付けて献花した
。の酒噺(はなし)家だけでなく、絡み露池在阪局アナウンサーやタレントらが参列。の逸顔に広い交流と人徳ぶりを示していた
。次女・まいは息子とともにあいさつ
。うに に「こんなにたくさんの方が来られて、父も喜んでいると思います」と 、しみじみ語った
。 2017年5月
、ざこばさんは左中大脳動脈閉鎖症
、塞栓(そくせん)性脳こうそくで倒れた 。まいさんが「お弟子さんに稽古を付けてもらって」と明かすように 、懸命なリハビリで高座復帰したが「しんどいねん」と何度も電話があったという
。理由を尋ねると「大好きなちゃーちゃん(師匠・米朝さんの愛称)に教えてもらった落語が消えてしまったことが 、たまらん」と漏らしたことを明かした。 しんみりムードを一変させたのが、親しい仲で代表スピーチを任されためだかと、タレント・なるみ(52)の爆笑の掛け合い
。なるみは「ざこびっち」の愛称の名付け親で、若手の頃から共演。「お昼の番組に二日酔いじゃなく酔っ払って出た、あんな大人は初めて。私にとって“初めての男”でした」と笑わせた 。 めだかは「海原めぐる」の芸名で漫才師だった頃、朝丸時代のざこばさんと意気投合
。「好きな落語ができればいい。売れたくない」と常々言っていたが
、日本テレビ系「ウイークエンダー」で大人気に。「あの時の悔しさが…」と明かしためだかだが
、飲み代は全てざこばさん払いだったといい
、遺影に向かって「ごちそうさまでした!」。最後は「朝丸さん、もうすぐそこに駆け付けるからな。飲もうな!」と呼びかけた。(筒井 政也) ◇主な参列者 オール巨人
、門田隆将、嘉門タツオ、シルク、大平サブロー、竹田恒泰
、トミーズ健
、長江健次、西川かの子、西川忠志
、西川ヘレン、遙洋子、未知やすえ、三林京子(50音順、敬称略) 桂文枝(前上方落語協会会長)「まいさんのあいさつを聞いて泣けました(涙)。リハビリでは『こんだけ落語できるようになった』と喜んではった。存在だけで面白い方。本当にありがとうございました
、お疲れさまでした」 桂塩鯛(一番弟子)「40年ほど前、私が結婚した時に仲人をしてもらいましたが、結納の前の日に、奥さんから『いま留置所にいる』
。酔っ払って。いろんな逸話を残したステキな師匠でした」 続きを読む |